WEB制作におけるコストと管理

WEB制作の小さなプロジェクトでは、コストの見積もりと予算化を同じ人が行うことが多いようですが、内容は大きく違うものなので、分けて考えたほうがいいと思います。まずコストの見積もりとは個々人のアクティビティを完了するために実際に掛かるコストを算出するものです。プロジェクト上でかかるすべての資源に対するコストを見積もることを指します。主に人的コスト、機材やサービス、施設に加えて、各アクティビティを完成させるために動員するすべてのコストを含めて考える必要があると思います。それに対して予算化というのは、見積もった個々人のアクティビティに更に時間軸や一人あたりの作業量を乗算して、予算をつくることです。設定した予算は、プロジェクトを実行するためだけに認められた資金を元に、コストパフォーマンスを算出して、資金限度額に基づいて実際の支出の調整をしないと赤字になる可能性があります。

見積もりを作るために用意したい要素として、提案依頼書に書かれた前提条件(主に納品日や公開日など)と、過去のプロジェクトの実績(サイトの構成にかかった期間や、類似したページを作成したことがあるかどうかの経歴)、実際にWEB制作者や外部のパートナーにヒアリングして直接このページならいくら掛かるか、何日かかるか聞いてしまうのもありだと思います。こういった見積書を作成するにあたって、期日や予算、機材のコストなどの要件を数字にして見える化することが大事だと思います。また、WEB制作のプロジェクトは受注確定までの期間が短いことが多く契約締結までのプロセス自体をはっきりと規定することが難しいので、見積書の金額や前提条件といったものがそのままWEB制作受注側の、外注に使う個別契約書の条件になる場合も多いみたいです。そのため、項目欄に書ききれない要素や数字以外のことは備考欄などを用いて分けておいたほうがいいかもしれません。

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